表現上の注意【22】 | 元・毎日新聞敏腕記者  長谷川 信正による|PTA新聞の印刷屋さん

印刷屋さんをお探しの方へ

一分半の文章力向上講座

お客様の声&実例集

イラストダウンロード

広報委員さんde座談会

PTA広報誌と楽しく向き合う方法

小冊子無料進呈

PTAブログ広場

プロフィール

プロフィール

長谷川 信正

1943年生まれ、福島県会津若松市出身。
早稲田大学第一文学部国語国文学科を卒業、毎日新聞社に入社。
事件、行政、教育分野などを担当。デスク時代には文章教室の講師などを務めた。また、朝のワイドニュース番組にコメンテーターとしてレギュラー出演、やさしい語り口で人気を集めた。
退職後は、著述業を中心とする「NH企画」を設立。記者時代の体験と文章力を生かした講演・執筆活動のほか、最近は「経営者のための文章講座」を開講、若手経営者らに好評を得ている。

はじめて来られた方へ

表現上の注意【22】

 「文章の品格というものは、技術を超えたところにあります。文章技術はむろん大切です。が、それだけでは『品格』という巨大なものを肩にかつぐわけにはいかない。人間全体の力が充実しないと、肩にかつぐことはできないもののようです」

 
 前回触れた文章の品格について、朝日新聞の元記者、辰濃和男さんが「文章の書き方」の中で、こう書いています。私は「ルールを守って書け」といいましたが、辰濃さんは「それだけではだめ」といいます。人間全体の力が充実しないと、「品格」という巨大なものは肩にかつげない、というのです。そうかもしれません。
 
 辰濃和男さんに限らず、多くの先人たちが「どうしたらいい文章が書けるようになるか」について、書いています。谷崎潤一郎に始まり、三島由紀夫や井上ひさしまで。作家、国語学者、心理学者、元新聞記者らが繰り返し書いたものの中で、なるほどとうなずけるものも少なくありません。それらを少し、書き連ねてみましょう。
 
「文章は結局、短文に始まり短文に還る、ということです」(扇谷正造「現代文の書き方」)
 
「文章の基本はわかりやすさである。わかりやすい文章とは、平易なことばをつかい、論理が明快であり、表現が豊かで的確であること、つまり読み手に自分のつたえたい点をはっきりとつたえきる達意の文章ということである」(小林弘忠「マスコミ小論文作法」)
0428_1
 

 

category:未分類 | at 10:54 am | Comments (0)

« »