表現上の注意【19】 | 元・毎日新聞敏腕記者  長谷川 信正による|PTA新聞の印刷屋さん

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プロフィール

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長谷川 信正

1943年生まれ、福島県会津若松市出身。
早稲田大学第一文学部国語国文学科を卒業、毎日新聞社に入社。
事件、行政、教育分野などを担当。デスク時代には文章教室の講師などを務めた。また、朝のワイドニュース番組にコメンテーターとしてレギュラー出演、やさしい語り口で人気を集めた。
退職後は、著述業を中心とする「NH企画」を設立。記者時代の体験と文章力を生かした講演・執筆活動のほか、最近は「経営者のための文章講座」を開講、若手経営者らに好評を得ている。

はじめて来られた方へ

表現上の注意【19】

  小学生の作文を読んでいると「愛ちゃんは『好きです。』と言いました」という表現をよくみかけます。『』の中の句点は必要かどうか。

 
 答えは「不必要」なのですが、学校では「必要」と教えているようで、こんな間違いがあとを絶ちません。小学生の作文だけでなく、私の文章講座に通ってくる社長さんたちの中にも同様の表現をする人が結構いらっしゃる。こんな方々に「学校でそう教わった」と言われると、返事に相当困ります。
 
 確かに「好きです」のところは、文章が完結していて、カギカッコがなければ、句点は必要です。しかし、日々、目にする新聞がどうしているかを見ればわかりますが、こんな場合、句点は除くのです。カギカッコで、文章の切れ目がはっきり分かるからです。「カギカッコの末尾に句点はいらない」がルールなのです。だから「『だめ。もとに戻して。』と彼は言った」は「『だめ。元に戻して』と彼は言った」でなければなりません。
 
 「禁則処理」という言葉を聞いたことはありませんか。ます目の原稿用紙で記事を書くと分かるのですが、句点や読点、受けガッコが文頭にくるような表現はしない、という原則をいいます。パソコンで書いていると、これらの作業をパソコンが自動的にしてくれるので気づきませんが、「禁則処理」の大切さも、ぜひ頭に入れておいてください。
 
category:未分類 | at 15:08 pm | Comments (0)

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