表現上の注意【16】 | 元・毎日新聞敏腕記者  長谷川 信正による|PTA新聞の印刷屋さん

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プロフィール

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長谷川 信正

1943年生まれ、福島県会津若松市出身。
早稲田大学第一文学部国語国文学科を卒業、毎日新聞社に入社。
事件、行政、教育分野などを担当。デスク時代には文章教室の講師などを務めた。また、朝のワイドニュース番組にコメンテーターとしてレギュラー出演、やさしい語り口で人気を集めた。
退職後は、著述業を中心とする「NH企画」を設立。記者時代の体験と文章力を生かした講演・執筆活動のほか、最近は「経営者のための文章講座」を開講、若手経営者らに好評を得ている。

はじめて来られた方へ

表現上の注意【16】

  もう一回、悪文を掲載します。

 
 8月7~8日鴨川納涼が開催されました。今年は鴨川と並行して流れている疎水に、京都市催の七夕祭りの初参加で、七夕も飾られ、笹の葉が微風に揺れて、京都の暑い夏に少しだけ清涼感を思わせる風景の演出?です。今回は夕立に見舞われる事もなく、楽しい思い出・エピソード多い鴨川納涼となりました。
 
 悪文の筆者に同行していた知人から補足取材し、「5W1H」の素材を増やし、筆者自身にも確認したうえで、以下の文章に書き換えました。
 
 8月7、8両日、鴨川納涼が、三条大橋をはさむ鴨川上・下流で開かれ、浴衣姿の多くの市民でにぎわいました。右岸に沿って流れる疎水には七夕が初めて飾られました。京都市が主催する七夕祭りのイベントで、納涼行事とドッキングしたものです。川面を渡る風に笹の葉が揺れ、夏の風物詩のムードをいっそう盛り上げました。また、いつもなら突然やってくる夕立が2日間ともなく、そぞろ歩きの市民らは「ほんまにええ納涼どした」。
 
 いかが、でしょうか。少しはわかってもらえたかな、と思っているのですが。自分が参加した行事に酔ってしまうと、それを正確に伝えるのは難しいものです。目の前の事象をクールに見、それを正確に伝える。そんなありようが大変大事、なのです。
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category:未分類 | at 10:14 am | Comments (0)

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