表現上の注意【14】 | 元・毎日新聞敏腕記者  長谷川 信正による|PTA新聞の印刷屋さん

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プロフィール

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長谷川 信正

1943年生まれ、福島県会津若松市出身。
早稲田大学第一文学部国語国文学科を卒業、毎日新聞社に入社。
事件、行政、教育分野などを担当。デスク時代には文章教室の講師などを務めた。また、朝のワイドニュース番組にコメンテーターとしてレギュラー出演、やさしい語り口で人気を集めた。
退職後は、著述業を中心とする「NH企画」を設立。記者時代の体験と文章力を生かした講演・執筆活動のほか、最近は「経営者のための文章講座」を開講、若手経営者らに好評を得ている。

はじめて来られた方へ

表現上の注意【14】

  敬語から離れ、悪しき文章の見本を見てもらいますね。

 
 私と同郷の女性が、県人会の会報掲載用に送ってきた「鴨川納涼」に関する原稿です。
 
 8月7~8日鴨川納涼が開催されました。今年は鴨川と並行して流れている疎水に、京都市催の七夕祭りの初参加で、七夕も飾られ、笹の葉が微風に揺れて、京都の暑い夏に少しだけ清涼感を思わせる風景の演出?です。今回は夕立に見舞われる事もなく、楽しい思い出・エピソード多い鴨川納涼となりました。
 
 これ、なんのことかわかりますか?えっ、わかるって。ほんと?私はまったく理解できません。これがわかるというのは、筆者と同じように、自分に酔い、自己流で書いている人です、きっと。PTA新聞でも、この手の文章を散見するからやりきれません。
 
 どこが駄目で、どこが問題か、一つ一つ詰めていきましょう。
 
 まず、句読点が不正確です。冒頭の日付「7~8日」は「7、8日」でなければ駄目。また、このあとに絶対必要な読点が欠落しています。だから、正しくは「7、8日、」ですね。また、「思い出・エピソード」は「思い出、エピソード」と、読点でつなぐのが正しい。これが、書く基本ルールというものです。
 
 脱字も多い。「京都市催」は「京都市主催」でしょう。「エピソード多い」は「エピソードが多い」でないと意味が通じません。ちょっとひどすぎます。次回に続きます。
 
category:未分類 | at 12:19 pm | Comments (0)

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