表現上の注意【13】 | 元・毎日新聞敏腕記者  長谷川 信正による|PTA新聞の印刷屋さん

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プロフィール

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長谷川 信正

1943年生まれ、福島県会津若松市出身。
早稲田大学第一文学部国語国文学科を卒業、毎日新聞社に入社。
事件、行政、教育分野などを担当。デスク時代には文章教室の講師などを務めた。また、朝のワイドニュース番組にコメンテーターとしてレギュラー出演、やさしい語り口で人気を集めた。
退職後は、著述業を中心とする「NH企画」を設立。記者時代の体験と文章力を生かした講演・執筆活動のほか、最近は「経営者のための文章講座」を開講、若手経営者らに好評を得ている。

はじめて来られた方へ

表現上の注意【13】

  岩淵悦太郎編著の「第三版 悪文」を読んでいたら、とんでもない悪文に出合いました。

 
 「ご多端の折柄ご参集願うため事前にご了承ご予定をお願い申し上げる次第にて、なにとぞ万障お繰合せの上ご来駕のほど~」――ある商社が作った通信文だそうです。
 
 前回は「お」でしたが、今回は「ご(御)」の使いすぎの例です。PTA新聞で、ここまでひどいものはないでしょうが、ヤングママが多い広報委員の皆さんだって、この手の文を目にすることがあったかもしれない。現に商社などでこういう書き方があるのですから。やはり、注意が必要です。
 
 これをどう直すのか、となると、また難しい。私なら、この文の意味する「忙しい中でもぜひ出席してもらえるよう事前に連絡するので、予定にいれておいて」の主旨を踏まえながら「全面書き直し」をします。あなたは、どうします?
 
 最後は「敬語の誤用」に少し触れます。金融機関の広告の一文に「~になってはいかがですか。早速、ご主人にご相談してみてください」と書かれた例をしばしば見かけます。お客であるご夫婦に宛てた訴えですが、「してみて」では、直接の呼びかけ相手である奥様に敬意が払われていません。「ご相談なさって」「ご相談になってみて」でないとだめです。
 
 実にややこしいでしょう。ややこしいから敬語は敬遠せいよ、といいたいのです。
 

0207

 

 

category:未分類 | at 10:40 am | Comments (0)

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