表現上の注意【12】 | 元・毎日新聞敏腕記者  長谷川 信正による|PTA新聞の印刷屋さん

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プロフィール

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長谷川 信正

1943年生まれ、福島県会津若松市出身。
早稲田大学第一文学部国語国文学科を卒業、毎日新聞社に入社。
事件、行政、教育分野などを担当。デスク時代には文章教室の講師などを務めた。また、朝のワイドニュース番組にコメンテーターとしてレギュラー出演、やさしい語り口で人気を集めた。
退職後は、著述業を中心とする「NH企画」を設立。記者時代の体験と文章力を生かした講演・執筆活動のほか、最近は「経営者のための文章講座」を開講、若手経営者らに好評を得ている。

はじめて来られた方へ

表現上の注意【12】

  1952年(昭和27)、国語審議会(現在の文化審議会国語分科会)は「これからの敬語」を議決し、文部大臣(現在の文部科学大臣)に建議しました。国民の敬語の使い方がどうあるべきかの方針を示したもので、この内容が、今の敬語の使い方のよりどころとなっています。その最初にある記述は「これまでの敬語は(中略)必要以上に煩雑な点があった。これから敬語は、行きすぎをいましめ、誤用を正し、できるだけ平明、簡素にありたいものである」でした。

 
 簡単にいえば、敬語は必要以上に使うな、ということでしょう。なのに、それは必ずしも守られているとはいえません。PTA新聞では特にそうだ、と以前にも書きました。丁寧語と敬語の重複、謙譲の重なり、敬語の重なりなどには、特に気をつけるべきです。
 
 あともう一つ。「敬語のつけすぎ」で問題となるのが、接頭語の「お」や「ご」の使い方です。「お教室」「お片づけ」「お絵かき」から、はては「おニンジン」「おダイコン」「おキャベツ」と、なににでも「お」がついてしまう。女性に目立つ傾向があって、幼稚園の女の先生が、園児のかけっこのスタート時に「おヨーイドン」といった、という笑えない話さえあります。「お」の乱用はなるべくつつしむべきで、とりわけPTA新聞からは一掃すべき、と私は考えるのです。
 
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category:未分類 | at 16:43 pm | Comments (0)

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