表現上の注意【9】 | 元・毎日新聞敏腕記者  長谷川 信正による|PTA新聞の印刷屋さん

印刷屋さんをお探しの方へ

一分半の文章力向上講座

お客様の声&実例集

イラストダウンロード

広報委員さんde座談会

PTA広報誌と楽しく向き合う方法

小冊子無料進呈

PTAブログ広場

プロフィール

プロフィール

長谷川 信正

1943年生まれ、福島県会津若松市出身。
早稲田大学第一文学部国語国文学科を卒業、毎日新聞社に入社。
事件、行政、教育分野などを担当。デスク時代には文章教室の講師などを務めた。また、朝のワイドニュース番組にコメンテーターとしてレギュラー出演、やさしい語り口で人気を集めた。
退職後は、著述業を中心とする「NH企画」を設立。記者時代の体験と文章力を生かした講演・執筆活動のほか、最近は「経営者のための文章講座」を開講、若手経営者らに好評を得ている。

はじめて来られた方へ

表現上の注意【9】

  今回は敬語に触れてみます。

 
 このブログを始めて、PTA新聞を実際に手にする機会が増えました。そして感じたのが「なんでこんなに敬語を使うのだろう」でした。校長、教頭といった先生の行為に対してならまだしも、紙面に登場するすべての人の行為に敬語を使っていることが少なくないのです。
 
 さらに困るのは尊敬語や謙譲語を重ねて使う「二重敬語」のはんらんです。時には、明らかに誤用、といえるものも少なくありません。
 
 二重敬語は、第二次世界大戦の前までは天皇を対象として積極的に使われ、話し言葉ではそれ以外のケースでもよく使われました。今や死語といっていい「思し召す(おぼしめす)」といった言葉がその典型です。しかし戦後、敬語の簡略化を目指す政策の一方、平等社会にあってはふさわしくないとする考えが主流を占め、通常の表現から除かれていったというのが、言葉の流れです。加えて、簡略な敬語表現も可能な限り使わない平易な表現が当たり前になってきているのです。
 
 にもかかわらず、PTA新聞だけは別なのでしょうか。時代に逆らっているのでしょうか。とんでもなく敬語が多い。次回は、その具体例です。
  
 0111

 

category:未分類 | at 15:11 pm | Comments (0)

« »