表現上の注意【6】 | 元・毎日新聞敏腕記者  長谷川 信正による|PTA新聞の印刷屋さん

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プロフィール

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長谷川 信正

1943年生まれ、福島県会津若松市出身。
早稲田大学第一文学部国語国文学科を卒業、毎日新聞社に入社。
事件、行政、教育分野などを担当。デスク時代には文章教室の講師などを務めた。また、朝のワイドニュース番組にコメンテーターとしてレギュラー出演、やさしい語り口で人気を集めた。
退職後は、著述業を中心とする「NH企画」を設立。記者時代の体験と文章力を生かした講演・執筆活動のほか、最近は「経営者のための文章講座」を開講、若手経営者らに好評を得ている。

はじめて来られた方へ

表現上の注意【6】

  「5W1H」の説明は、実はこれで3回目。それだけ大事なんです。

 
  五つの「W」は「いつ(WHEN)」「どこで(WHERE)」「だれが(WHO)」「なにを(WHAT)」「なぜ(WHY)」であり、「H」は「いかにして(HOW)」です。いずれも、記事に盛り込むべき、絶対必要な要素です。
 
 では、文章の中にこれらをわかりやすく盛り込むにはどうすればいいか。
 
 まず、「5W1H」のすべてを、一つの文章内に入れようと考えないことです。二つか三つの文章で補いをつければいい。でないと、前回例示の欠陥記事のようにダラダラ調になってしまいます。
 
 運動会を例にとって書いてみます。
 
 「児童全員が赤と白に分かれて競い合う運動会が10月10日、校舎近くの市民公園を借りて行われました。今年は、校長先生ら教職員と、会場に駆けつけた父母全員が参加する競技も新たに加えられ、大人たちのハッスルぶりが目を引きました」
 
 ここでは二つの文章で、いつ、どこで、だれが、なにを、の四つの「W」と、一つの「H」(後段の文章全体)を網羅しています。「なぜ」は必要ないので省きました。そして、運動会の具体的な内容を、これに続けます。中味の濃い、わかりやすい記事の出来上がりです。
 
category:未分類 | at 16:20 pm | Comments (0)

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