表現上の注意【3】 | 元・毎日新聞敏腕記者  長谷川 信正による|PTA新聞の印刷屋さん

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プロフィール

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長谷川 信正

1943年生まれ、福島県会津若松市出身。
早稲田大学第一文学部国語国文学科を卒業、毎日新聞社に入社。
事件、行政、教育分野などを担当。デスク時代には文章教室の講師などを務めた。また、朝のワイドニュース番組にコメンテーターとしてレギュラー出演、やさしい語り口で人気を集めた。
退職後は、著述業を中心とする「NH企画」を設立。記者時代の体験と文章力を生かした講演・執筆活動のほか、最近は「経営者のための文章講座」を開講、若手経営者らに好評を得ている。

はじめて来られた方へ

表現上の注意【3】

  いい文章に欠かせない表現技術として「修飾する言葉と修飾される言葉(被修飾語)は離さずにおく」と、よくいわれます。

 
 「美しい髪飾りをつけた少女」と書いたとします。
 ここでは「美しい」が修飾する言葉なのですが、どれが修飾される言葉なのでしょう。「美しい髪飾り」といっているようでもあるし、「髪飾りをつけた少女」が「美しい」といっているようでもある。つまり「美しい」がどちらを飾るのか、がはっきりしない、あいまいな表現になっているわけです。
 
 「オーストラリアの豊かな牧草で育てられた牛肉」
 文章の基本ルールを教えるハウツウ本に、悪文として掲載されたものです。どこが悪いのか。ハウツウ本は、二つの正解例をあげています。「オーストラリア」が「牛肉」の修飾語と考えるなら「豊かな牧草で育てられたオーストラリアの牛肉」だし、「牧草」の修飾語と考えるなら「豊かなオーストラリアの牧草で育てられた牛肉」だというのです。
 
 飾る言葉と飾られる言葉を離さず置く理由が、少しはわかっていただけたでしょうか。
 
 修飾語は通常、名詞を飾る形容詞と、動詞を飾る副詞とに大別されます。そのどちらも、飾られる言葉の直近においてあげる。飾り方の極意です。
 
 

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category:未分類 | at 14:54 pm | Comments (0)

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