表現上の注意【2】 | 元・毎日新聞敏腕記者  長谷川 信正による|PTA新聞の印刷屋さん

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プロフィール

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長谷川 信正

1943年生まれ、福島県会津若松市出身。
早稲田大学第一文学部国語国文学科を卒業、毎日新聞社に入社。
事件、行政、教育分野などを担当。デスク時代には文章教室の講師などを務めた。また、朝のワイドニュース番組にコメンテーターとしてレギュラー出演、やさしい語り口で人気を集めた。
退職後は、著述業を中心とする「NH企画」を設立。記者時代の体験と文章力を生かした講演・執筆活動のほか、最近は「経営者のための文章講座」を開講、若手経営者らに好評を得ている。

はじめて来られた方へ

表現上の注意【2】

  前回の「ダラダラは・・・・」は、言い換えれば、「文章は極力短くする」ことと同じ意味です。短くすれば、話が入り組んで、意味が取れなくなる恐れもありません。もちろん、読み取り間違いも誘発しません。いいことずくめ、です。

 
 わが文章講座の、もう一つの文章を紹介しましょう。こちらは、いい例です。
 
 「ロープウエーが突然止まった。それが、天候急変の合図だった。雪がみぞれに変わった。狭い登山道が、滝のようになった。闇の中、ザブザブと川の道を下った。千早赤阪村の明かりが見えて、やっと歓声があがった。金剛登山の厳しさを今も思い出す」
 
 前回の例文と読み比べてみてください。前回のは、ダラダラ。今回のは、一つの文の長さが、長くて20字ちょっと。八つの文の大半は、15字前後です。こうすると、文章にリズム、テンポがでてきて、読みやすいのです。しかも、わかりにくさがまったくない。
 
 いい文章にする、推敲する基準として「話が入り組んだ文章を避け、小分けにする」ことがあげられます。また、「読み間違いを防ぐ工夫を、文章のなかでする」や「肯定文で書くようにし、否定文は極力避ける」も大事でしょう。紹介した文章は、こうした基準を見事にクリアしているといえます。
 
 「一つの文章の長さは30字まで」を心がけてみてください。
 
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category:未分類 | at 15:36 pm | Comments (0)

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