PTA広報紙1分半うんちく-第七話-ニホン?ニッポン? | 元・毎日新聞敏腕記者  長谷川 信正による|PTA新聞の印刷屋さん

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プロフィール

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長谷川 信正

1943年生まれ、福島県会津若松市出身。
早稲田大学第一文学部国語国文学科を卒業、毎日新聞社に入社。
事件、行政、教育分野などを担当。デスク時代には文章教室の講師などを務めた。また、朝のワイドニュース番組にコメンテーターとしてレギュラー出演、やさしい語り口で人気を集めた。
退職後は、著述業を中心とする「NH企画」を設立。記者時代の体験と文章力を生かした講演・執筆活動のほか、最近は「経営者のための文章講座」を開講、若手経営者らに好評を得ている。

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PTA広報紙1分半うんちく-第七話-ニホン?ニッポン?

  国名の「日本」を、「にほん」と読むか「にっぽん」と読むか。正解は「どちらでもよろしい」です。だから「日本語」も「日本列島」も「「日本人」も、すべて二つの読み方があって統一できません。国名の読み方がその国の言葉で複数存在する国なんて、おそらく日本だけかもしれません。

 
 そうかと思えば、NHKは「にほんほうそうきょうかい」で、「にっぽん」とは読まない。逆に、最近結成された政党、新党日本は「しんとうにっぽん」で、「にほん」とは読まず、日本共産党は「にほんきょうさんとう」です。いずれも読み方は一つ。ですが、それぞれの組織が「にほん」と読まれようと、「にっぽん」と読まれようと、「それは間違い」と指摘するようなことにはなりません。
 
 掲げた看板の読まれ方にこれほど寛容なのは、日本人の「表記(書き方)を大事にし、厳密さを求めるが、表音(読み方)には意外なほど無頓着」な考え方によるもの、と指摘する専門家が多いのですが、私も同感です。無頓着さは結構徹底していて、区役所に出生届を出してみてください。どんな字なのかは厳しくチェックされ、人名漢字の範囲という制限までありますが、読み方はまったく規制がないのです。極端なはなし、「太郎」という文字で届けを出し、読み方を「はなこ」としても一向に構わないのです。
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category:未分類 | at 15:25 pm | Comments (0)

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