さあ書くぞー【10】起承転結のイ | 元・毎日新聞敏腕記者  長谷川 信正による|PTA新聞の印刷屋さん

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プロフィール

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長谷川 信正

1943年生まれ、福島県会津若松市出身。
早稲田大学第一文学部国語国文学科を卒業、毎日新聞社に入社。
事件、行政、教育分野などを担当。デスク時代には文章教室の講師などを務めた。また、朝のワイドニュース番組にコメンテーターとしてレギュラー出演、やさしい語り口で人気を集めた。
退職後は、著述業を中心とする「NH企画」を設立。記者時代の体験と文章力を生かした講演・執筆活動のほか、最近は「経営者のための文章講座」を開講、若手経営者らに好評を得ている。

はじめて来られた方へ

さあ書くぞー【10】起承転結のイ

  「起承転結」という言葉は、どこかで聞いたことがありますよね。文章の書き方、運び方を表す表現として、いろんなところで言われていますから。

 
 前回までの「帰納と演繹」でいえば、こちらは「帰納法で書いていく順序だて」を示したものなんです。文章を四つの固まりとしてとらえ、それぞれの固まりを「起」とし「承」とし、さらに「転」とし「結」と考えるのです。
 
 「起」は書き出し、「承」は書き出しを受けつなぐ内容を盛る。「転」は文字通り「話は変わって」というにふさわしい内容をもってくる。そして最後は「結」、つまり結論で締める、という展開方法です。
 
 江戸後期の陽明学者、頼山陽が作ったという俗謡(4行詩)があります。「京の五条の糸屋の娘  姉は16妹は14 諸国大名は弓矢で殺す 糸屋の娘は目で殺す」です。
 
 実は、これが「起承転結」という文章の運びを最もよく表しています。起こしから、その起こしの内容を説明し、話を一転させたうえ、娘の「目で殺す」という艶(つや)っぽい落としにつなぐ、という展開がぴったりとはまっています。
 
 これを普通の文章に当てはめるのは、なかなかに難しいのですが、広報委員さんが自由に書いてもよいコラムなどがあれば、こんな展開の仕方で書いてみても面白いですよ。
 

0927

 

category:未分類 | at 14:22 pm | Comments (0)

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