PTA広報紙1分半うんちく-第三話-日本語のルールって、誰がきめる? | 元・毎日新聞敏腕記者  長谷川 信正による|PTA新聞の印刷屋さん

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プロフィール

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長谷川 信正

1943年生まれ、福島県会津若松市出身。
早稲田大学第一文学部国語国文学科を卒業、毎日新聞社に入社。
事件、行政、教育分野などを担当。デスク時代には文章教室の講師などを務めた。また、朝のワイドニュース番組にコメンテーターとしてレギュラー出演、やさしい語り口で人気を集めた。
退職後は、著述業を中心とする「NH企画」を設立。記者時代の体験と文章力を生かした講演・執筆活動のほか、最近は「経営者のための文章講座」を開講、若手経営者らに好評を得ている。

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PTA広報紙1分半うんちく-第三話-日本語のルールって、誰がきめる?

 私たちが話したり、書いたりに使っている日本語の形は、いったい誰の手で作られたものだ、とあなたは思いますか。なにをいまさらそんなことを聞くの、といわれそうですが、日本語の作り手を知る人は意外と少ないのです。
 
 それは「日本政府」です。
 
 江戸時代から明治、大正初期まで、日本の言葉は「使う人の勝手」で使われていました。だから、書き言葉には漢文あり、カタカナあり、でいろんな表現が使われてきたのです。
 
 そんな中、政府は難しすぎる漢字の使用を制限すべく、文部省の管轄下に「臨時国語調査会」を設置(1923年)。「日常生活に必要な漢字」1962字を選びました。これは結局日の目を見なかったのですが、その後は、1934年に設置された国語審議会が日本の国語政策に関する多くの建議、答申をしてきました。この答申が、内閣告示・訓令され、日本語の表現方法となってきたのです。
 
 戦後まもなく、日本の公式用語としてローマ字を使おうなどという議論まで飛び出しました国語審議会ですが、2001年、文化審議会国語分科会に改組され、「漢字の使用を制限する」ことから「漢字使用の目安、よりどころ」としての漢字政策にかじを切りました。とはいえ、このラインが日本語のあり方を決めているのは間違いのないところなのです。
 

category:未分類 | at 13:49 pm | Comments (0)

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