さあ書くぞー【4】 広報委員さん、語彙(ごい)量を増やせのイ
新聞記事、あるいはニュースと呼ばれる原稿や文章が、絶対必要とする要素は何か。前回まで、その説明を続けました。今回からは、書いた原稿や文章が、読み手に正確に理解され、また、「よくわかる」といってもらううえで欠かせない「書き手が満たすべき条件」の一つに触れていきます。
その条件とは、豊かな表現力と、豊かな表現力を支える「豊富な語彙(い)量」です。
そうです。広報委員としてまずしておかなければならないのは、今日から「自分がさまざまな表現をしていくのに必要な語彙を増やす」ことです。
「語彙って、なーに」ですって? では、そこからいきましょう。
「あなたって、ボキャブラリーが豊富ね」とか、まったく逆に「ボキャブラリーが貧困ね」などと言われた経験はありませんか。日本語を説明するのに英語を持ち出すのもなんですが、ボキャブラリーを日本語にすると「語彙」なんです。単語や言葉という言い方もできます。語彙量とは「自分が使いこなせる単語の数」のことです。これを増やすのです。
ついでながらの説明ですが、最初に「彙」の字がでたとき、ルビを振ったのはなぜか。常用漢字にないからです。「彙」は、この6月の文化審議会答申で常用漢字の仲間入りをしました。来年からはルビなし、です。では、どうしたら「語彙」量を増やせるでしょうか。
