最初は企画[5]-年間テーマは必要か-
私がいた毎日新聞は盆すぎごろから、翌年の「年間テーマ」の募集を始めます。鬼が笑いそうな時期の募集ですが、元旦からそのテーマに沿った紙面作りをしていくとなると、これでも遅いくらい。こんな取り組みの積み重ねが、新聞に対する評価につながっていくのですから、応募する記者も、実際にそのテーマを担当する記者も必死です。

PTA新聞にとって、これは必要かどうか―。
私は「ぜったい必要」といいたい。
とおり一遍の取材だけでは紙面が面白くならない。多くの読者の目を引きつける記事が欲しい。また、読まれる工夫の一つとして、年間を通じて一つのテーマに突っ込んでいく特集が展開されれば、素晴らしい。同じ作るのなら、この方がずっと面白いからです。
事実、年度の統一テーマのもとにした座談会やアンケート調査、会員の声集めなどが、いろんなところで行われています。食育基本法が制定された平成17年には「食育」を年間テーマにした企画特集が、多くの小学校で組まれたそうですし、大教大付属池田小でのあの傷ましい事件(平成13年6月)以降、「安全」が繰り返し採り上げられているようです。携帯電話事情や「少子化、核家族化のなかの父の存在」にも目が向いています。いいですよ、いいですよ。どれもみな素晴らしい年間テーマです。
そう。みなさんも、これといった年間テーマを決め、挑戦してみてください。