最初は企画[4]-PTA新聞の「校内新聞」化を避けよう-
PTA新聞にどんな記事を盛り込むか――。
繰り返し述べてきたことを、角度を変えて再度注意したいのが、マンネリ化し、校内新聞化したPTA新聞にさよならすること、です。
年3回発行が主流のPTA新聞では、年度の初めの号で学校紹介、教職員の紹介、PTA会長と校長先生の対談、PTA組織や各委員会の活動紹介が中心。2号では「からだ」「しつけ」「こづかい」などのテーマで、PTA役員や子供も対象に行ったアンケートの調査結果を特集の形で、グラフと一緒に掲載する。最終号は卒業特集として、対象の児童生徒の顔写真を載せた記念号、といった形で進んでいく。これならまだいいほう。最初の号は学校紹介、入学式、教職員の紹介を中心に写真特集、2号は夏休み写真特集、最終号でお決まりの卒業写真特集。児童・生徒の写真が紙面の大半を占め、学校の出来事情報で紙面が埋まる。
ごく自然な流れの紙面ともいえますが、これこそが「PTA新聞の校内新聞化」です。第九回(PTA新聞の視点)で触れたのとは逆に、PTA活動の実態は見えにくいし、紙面を通して家庭と地域社会、学校をつなぐ役割も薄い。
それよりむしろ、委員一人一人が教育のどんな分野に興味を持っているか、井戸端会議ではどんな話題で盛り上がったか、を大事にし、それらを素直に紙面に反映させる方がずっとまし、ではありませんか。
――マンネリ打破の第一歩は、ここからです。