最初は企画[2]-企画会議の視点-
新聞を作る作業は、家を建てるのに似ています。
設計図を書き、基礎工事をし、骨組みから全体を作っていく。
その基本は、どんな設計図か、です。
新聞作りの企画会議は、設計図を書き上げる作業です。平屋建てか二階建てかをはっきりさせ、間取りを決めるように「発行回数」「紙面サイズ(大きさ)」「何ページ建てにするか」を、最初に決めます。「そんなもん、毎年同じよ」というなかれ。そのうえで、1面にはこんな記事、2面にはこんな企画特集を、3面は・・・、と決めていくのです。ここまでくると、間取りが固まったようなもので、全体で何本の原稿がいるか、それぞれの記事の分量はどのくらいあればいいか、写真をどの程度使うのか、がそれなりに見えてきます。
さて、ここでPTA新聞の「視点」に触れておきます。
一般の日刊紙では、記者たちは「不偏不党、公正中立」を座標軸に日々の作業を進めます。いわゆる日刊紙の視点です。では、PTA新聞の視点は? ―――それぞれの記事が、PTA活動の実態を反映しているか。会員が関心を持って読む内容か。社会教育の一環として地域との連帯感はあるか、などでしょうか。結構大事なんですよ、これが。
委員さん全員がこのような視点をもち、記事のありよう、突っ込み方を決めていく。そうすれば、前年を踏襲するだけの紙面作りにさよなら、です。