プロフィール

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長谷川 信正

1943年生まれ、福島県会津若松市出身。
早稲田大学第一文学部国語国文学科を卒業、毎日新聞社に入社。
事件、行政、教育分野などを担当。デスク時代には文章教室の講師などを務めた。また、朝のワイドニュース番組にコメンテーターとしてレギュラー出演、やさしい語り口で人気を集めた。
退職後は、著述業を中心とする「NH企画」を設立。記者時代の体験と文章力を生かした講演・執筆活動のほか、最近は「経営者のための文章講座」を開講、若手経営者らに好評を得ている。

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さあ書くぞー【1】 5W1Hのおさらいのイ

 これまで、書くまでの準備について延々と述べてきました。
 
 ここからは「書く」の本番です。講座の最初に触れた「万人共通の表現ルール」をはじめ、「書く」に必要なあらゆるものについて論を進めていきます。
 
 第三十九回で触れた「5W1H」を、もう一度「書く」角度からおさらいしますね。
 
 取材する際も「書く」を想定しながら、「書く」べき要素を完全につかむことが大切だといいました。ここでは新聞記事、ニュースを「書く」行為に入るとき、まず頭に浮かべて欲しいこととしての「5W1H」です。そう。「記事に絶対盛り込まなければならない六つの要素」を、どんなふうに盛り込んで記事を完成させるのか、です。
 
 「五つのW」とは、①When「いつ―日時」②Where「どこで―場所」③Who「だれが―登場人物」④What「なにを―事象」⑤Why「なんのために、なぜ―理由」。「一つのH」はHow「どのようにして、いかにして―方法」でした。
 
 これを思い出してください。そして、この「五つのW」と「一つのH」を取材したノートを机の上に出し、これらをどう並べたら記事になるか、を考えるのです。
 
 簡単そうですが、いざ、やってみると「むっむっ」と手が止まります。慣れたら実に簡単なんですが・・・。次回は「記事の実際と5W1H」の具体論を。
 

category:未分類 | at 10:33 am | コメント (0)

PTA広報紙1分半うんちく-第六話-「こんにちわ」は「こんにちは」でないと・・・

 最近、気軽なメール通信などで「こんにちわ、元気?」などという表現が、当たり前のように使われています。特に、女性同士のやり取りに多いようです。
 
 これは間違いです。「こんにちは」でなければいけません。なぜか。
 
 このあいさつ言葉は、もともとは「今日はごきげんいかが?」でした。この言葉が短くなり「こんにちは」といわれるようになったものだから、なのです。言葉と言葉をつなぐ語を助詞といいますが、この場合の「は」は係助詞の「は」。したがって、「わ」は間違い、ということになります。当然ながら、夜のあいさつ言葉である「今晩は」も「今晩わ」と書いてはいけません。
 
 これだけ説明しても、まだ納得できないという人が多そうなくらい「わ」とする誤用がまかり通っているのも事実。女性言葉で「困ったわ」などという言い方がありますが、ここで使われる「わ」と同じ感覚で、「こんにちわ」としてしまうからなのかもしれません。
 
 「困ったわ」や「嫌だわ」という場合の「わ」は実は、男性言葉「やるぞ」の「ぞ」や「行くよ」の「よ」と同じ働きを持つ終助詞なのです。係助詞の「は」とは、働きがまったく異なります。

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 「いいわ」「そうだわ」もそうですが、女性語特有のソフトなムードをかもすのにいい「わ」ですが、あいさつ言葉が「こんにちわ」「今晩わ」となってしまっては困りものです。
 

category:未分類 | at 17:00 pm | コメント (0)

PTA広報紙1分半うんちく-第五話-「未曾有」が読めなかった総理大臣

 ある大学の先生の話です。
 
 「案の定」と黒板に書き、読みを生徒に聞いたところ、答えは「あんのてい」だったそうです。逆に「あんのじょう」を漢字で書かせたところ、答えは「案の上」。先生は「最近の大学生の国語力は中学生以下に落ちているのではないか」と嘆いておられました。
 
 しかし、これなどはまだしも。自民党が歴史的な惨敗を喫し、政権を明け渡した09年の日本の政界では、これ以上の深刻な話で揺れました。
 
 その元凶の一人は、秋葉おたくに絶大な人気を誇ったはずの総理大臣です。あるときの演説で、原稿にあった「未曾有(みぞう)」を「みぞうゆう」と読んで失笑を買いました。また、同年8月の長崎平和祈念式典あいさつでは「癒すことのできない傷跡(きずあと)」を「しょうせき」と読んでいます。
 
 もう一人は、民主党政権の要に座った平野官房長官でした。定例の記者会見で「誘拐(ゆうかい)」を「ゆうわく」と読み、新内閣で初の笑いものになりました。

 
 当たり前の漢字が読めない、中学校で習うはずの漢字が書けない、という事実はその人の評価に相当の影響を与えます。0705_02みぞうゆう総理は、これでトップの座を降りることになったのですから。国語力は表現力の基礎。さて、あなたの基礎は?
 

category:未分類 | at 11:03 am | コメント (0)

いざ取材―まとめ

 取材のイロハから写真の撮り方、「5W1H」の説明まで。「いざ取材」は、16回にわたる「取材のあり方」集でした。
 
 どうしたらいい記事が書けるのか。
 
 それは、取材の質によって決まります。完璧な取材がいい記事を生むのです。いい記事は、必ずしも名文を指すわけではありません。読み手が知りたいと思うこと(情報)をすべて盛り込み、わかりやすく書かれたもの―それが、広報委員の皆さんが目指すべき「いい記事」です。
 
 いい記事のため、自分が取材することはもちろん、人に原稿を書いてもらうことだって、立派な取材です。しかし、取材と原稿依頼という大きな違いは、取材の方法にも大きな違いをもたらすものです。また自分がする取材でも、座談会をまとめるのと、インタビュー取材では大きく違う。
 
 どんな取材でも共通するのはただ一つ。事前の準備を完全にしておくこと、です。
 
 取材する人を知り、現象を知る。これも事前準備なら、取材する人や現象を知るためにする作業も大切な事前準備です。そんな事前準備に多くの時間をさいてください。完璧な準備は、慣れない取材への不安を消し、いい記事を書く自信を生んでくれます。
 

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category:未分類 | at 14:37 pm | コメント (0)
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