いざ取材―写真はどうする【2】
二つ目の「撮る構図」です。一眼レフでファインダーをのぞきます。そこには地平線や、何本かの横にはしる線が見えるはずです。これら線と、ファインダーフレームの横枠とが平行になっている、というのが構図の基本です。
多くの写真を使ってグラフを組んだPTA新聞をよく見かけます。こんな中に、構図の基本を忘れた写真が二、三枚混じっていたりします。こうなると、せっかくのグラフも落第ですが、「構図の基本」さえクリアできれば、あとは意のまま。対象物の全景、近景、クローズアップなどさまざまな図柄を押さえる。縦位置で撮り、横位置でも撮る。ファインダーをのぞいていて、「ここは」と思う瞬間がシャッターチャンスです。そこのところを自由自在に切り取ってください。あなたの感性のままに。
一点だけ注意しなければならないのは、児童・生徒のクローズアップ写真です。最近では、安全とプライバシー保護の両面から取り扱いが大変デリケートになっています。撮影するのは一向に構わないとしても、「いざ、掲載」の場面では、学校とその可否を話し合ってみましょう。そして、その結論に従うことです。
姿勢と構図―写真についてはこれで終わりです。次回から、書く作業ではもちろん、取材段階でも大事な「5W1H」のはなしです。

シャッターを押すときにブレない構えです。シャッターを押すときは呼吸を止めて―もポイントです。
