プロフィール

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長谷川 信正

1943年生まれ、福島県会津若松市出身。
早稲田大学第一文学部国語国文学科を卒業、毎日新聞社に入社。
事件、行政、教育分野などを担当。デスク時代には文章教室の講師などを務めた。また、朝のワイドニュース番組にコメンテーターとしてレギュラー出演、やさしい語り口で人気を集めた。
退職後は、著述業を中心とする「NH企画」を設立。記者時代の体験と文章力を生かした講演・執筆活動のほか、最近は「経営者のための文章講座」を開講、若手経営者らに好評を得ている。

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ついでにPTA広報誌って?

 PTA活動の最も重要な柱であるPTA広報誌作りの何たるかをインターネットで調べてみました。意外や意外、「児童・生徒と教師、保護者をつなぐ媒体として広まった」としか書かれていないのです。ちょっとショックでした。
 
 実際のところ、PTA広報誌はどのようなものと位置づけられているのでしょうか。

 
新聞 新聞と呼ばれるものには、いろんなジャンルがある。私がいた毎日新聞のように、読者に買っていただいて成り立つ新聞を商業紙といいます。この中には情報の全ジャンルを扱う一般紙から専門分野の情報のみを扱うスポーツ紙、経済紙などがあります。ほかに業界紙や政党、労働組合の機関紙や学術専門紙などというのもあります。発行される頻度から日刊紙、週刊紙、月刊紙、季刊紙、年刊紙といった分類もあります。
 
 ではPTA広報誌は、どんなジャンルに属するものなのか。私はPTAという組織が定期的(学期ごと=季刊)に発行する機関紙、と考えています。PTA広報誌にどんな内容の記事を掲載するかの判断とからんで、この位置づけは大事なことなのです。
 
 さて、新聞にはジャンルを問わず求められる使命がある。それは「読まれてなんぼ」を達成することです。PTA広報誌とて例外ではない。
 
 誰もが読みたくなる、興味をひかれる記事を書き、掲載する。新聞の役割はこれに尽きる、といっても過言ではありません。
 

 

category:未分類 | at 12:06 pm | コメント (0)

PTA仲間

 PTAは「Parent‐Teacher Association」の略。「父母と先生の会」などと訳されている、保護者と教職員による任意加入の教育団体です。郡市町村、都道府県単位、そして全国組織(日本PTA全国協議会)まであります。
 
 1892年、アメリカの二人の女性がワシントンで開いた全米母親議会が発展改組されて「全米PTA」となったのがPTAの始まり。日本では第二次大戦後、GHQ(連合国総司令部)が全米PTAをまねた組織の学校単位での導入を奨励したことで、各校でほぼ一斉に誕生した、というわけです。
 
 以来、学校単位で独自の活動が続けられてきたのですが、どの学校のPTAでも共通するのは「PTA活動を通じて多くの仲間を得た」という方が増えている、ということでしょう。PTA新聞の広報委員を含め、PTA役員という肩書きでの共通体験が得がたい絆となって、役員を降りた後も、心を許して話せる仲間としてずっとお付き合いが続くのだそうです。
 
 教育、子育てを共通テーマとした仲間がたくさんできていく。こんな素晴らしいことはない。PTA新聞作りの苦労は買って出よ、と薦めるゆえんです。人物
 

category:未分類 | at 11:41 am | コメント (0)

写真新聞を作る、それとも文章中心でいく

 PTA新聞の現況に詳しい知人の話を聞いてびっくりしました。
カメラ 最近のPTA新聞は「大半が写真中心で作られている」「文章を書くのは校長先生か教頭先生ぐらい」「広報委員さんが書くのは、写真の説明文と編集後記」なんだそうですね。
 
 びっくりついでに、私からは「そんな無茶な作り方したらあかん」といわせてください。
 
 新聞を作る、文章を書く、写真を撮る。どの分野も初体験という広報委員さんにとって、「作る」と「書く」は努力と訓練で何とかなる。しかし、写真の世界はそうはいかない。いくら努力しても人にほめてもらえる、見てもらえる写真を撮るのはとうてい無理、です。プロカメラマンとあなたの撮った写真のできの差は一目瞭然(いちもくりょうぜん)。この差は、どうあがいても埋めることはできません。
 
 それでもあなたは、自分たちが写した、下手な写真だけで何ページもの新聞を作ってしまいますか。しかも、写真だけで作る理由が「文章を書くのが苦手だから」ときたら、本末転倒もいいところです。
 
 何を書くかをまず考え、実際に取材し、そして書く。必要なら1、2枚の写真も掲載する。紙面の編集(レイアウト)は、印刷屋さんにまかせてもいいじゃないですか。
 
 苦手意識と写真にさよならし、文章でつづるPTA新聞にチャレンジするとき、です。
花

category:未分類 | at 11:11 am | コメント (0)

文章は苦手、という広報委員さんにアドバイス[3]

 メールで「例の件、あなたどうするの」といった書き方をよくみかけます。
 二人にだけに共通の話題を「例の件」ですませ、「あなた」と「どうする」の間に入れるべき格助詞の「は」を抜いてしまう。まさしくメールならではの表現法です。
が、これでは「例の」の中味を知らない第三者には何のことかさっぱりわからない。
 
  仮に「例の件」の具体的な中味が「食事の約束」だとしましょう。これをふまえてメール文を書き換えれば「食事にいくといっていた件、あなたはどうするの」となる。 これで初めて、この文が食事の約束の再確認をするためのものであることが、万人にわかるようになる。
 
 「例の」を具体的なものに置き換え、「助詞抜き」をやめる。わずかな違いにすぎませんが、メール表現と新聞記事の文章の大きな違いがここにある。そして、じつはこれが「万人共通の表現ルール」というものなのです。
 
 難しい漢字を多用しない、短い文章を心がける、句読点をルールに従ってつける、主語と述語をきちんと整理して書く、そしてさきに述べたように「助詞抜き語」は極力避ける・・・。「万人共通の表現ルール」とはこんなものでしょうか。そう、誰にでもわかるように書く技術とそのための約束事なのです。漢字が間違っていたり、脱字があったりは論外ですが。
 
  さて、ぼちぼちペンを手に持ってみませんか。 ペン 

category:未分類 | at 17:59 pm | コメント (0)

文章は苦手、という広報委員さんにアドバイス[2]

 
 前回、「メールも新聞記事も同じ」という趣旨のことを書きました。レター 
 「ばかな。同じであるわけがない」と笑われそうですが、そんなことはない。
書く内容とか、読む対象者が違う、といったことはあるにせよ「文章を書く」という点では、まったく同じです。だからメール好きのあなたは、まるきり書けない人ではないのです。
 
絵文字 ただ新聞記事の場合、メールでは当たり前の手法や、それぞれお得意のものを持っている「絵文字」を書き連ねるというわけにはいきません。メールは特定の親しい人しか読まない文章ですが、新聞記事は不特定多数の人が読む文章だからです。
 
 読む人がある程限定されるPTA新聞でも、メールとは比較にならないほどの多くの人が読むわけですから「万人に共通の表現ルール」に乗っかって書くことが求められることになります。そこのところが多少違うといえば違う。
 
 「万人に共通の表現ルール」などと、すこし難しい言い回しをしましたが、顔をしかめないでください。みなさんが日ごろ読んでいる日刊新聞が採用している書き方とそのルール、と思ってもらえばいい。これらの新聞は、記者たちに「中学一年生でも読み、理解できる記事を書け」といっていますから、難しいことはひとつもありません。
 
 そんな表現ルールさえ頭にたたきこめば、あとは簡単です。
 

 

category:未分類 | at 12:00 pm | コメント (0)
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